今回は、以前シオリグラにマネージャーとして在籍していて、現在は佐賀在住のコピーライター(ほかいろいろな職業!)の今村有希さんが、台湾に行ってきた素敵な台湾レポートをお届けします。
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台湾から帰国しました。お茶の時間に関心があって台北に数日滞在してきました。
噂には聞いていましたが本当に日本を感じない日はないほど日常の中に日本のカルチャーが溶け込んでいます。
ファミリーマート、セブンイレブンでは外国語が苦手でも日本と同じように買い物できる。
私の好きなカルピス(台湾語:可雨必思)はどこでも購入できて嬉しかったです。
映画館では丁度、宮崎駿氏のドキュメンタリーを上映されていたので予定していなかったのですが観てきました。
繁華街西門の街は原宿、新宿、渋谷に似ています。
そんな街でも歩いていると肌に凛とした空気が触れるのですがそういう時は大抵、歴史のある建物、寺院がありました。
中でも龍山寺は見事。
もし台北に行かれるのでしたらぜひ足を運んでみてください。
そして、日本でよく利用するTSUTAYAは台湾に現在12店舗ありまだ拡大していきそうな勢いです。
一番新しい店舗は台湾で一番大きな湖がある日月町にあります。(2024・11現在)
こちらのコンセプトはシンプルで奥深い。「ミチ(道・未知)の書店」。観光に向けての「道」であり地域に向けての「未知」。
旅行者と地元の人が交差する場として存在しているようです。
こちらは次回訪れたいです。
TSUTAYAを利用する方は本に囲まれて過ごすことに心地よさを感じているようでした。
更にコーヒーやお茶の香りと本の相性はとてもよく、その相乗効果で知的好奇心をくすぐられます。
新しい建物だけでなく日本統治時代の日本家屋も保存されており、このような場所もカフェやギャラリーとして活用されています。
日本人アーティストを紹介するギャラリー、喫茶関連の道具を扱う古美術、ショップでは日本の作家物のお取り扱いも目立ち台日コラボ企画も主流のようでした。
美術に関しては展示空間の余白の作り方が洗練さているところが多い印象を受けました。
中でも大安区はこじんまりと手仕事等を紹介するショップなどあって散歩が楽しい。(MRT古亭駅、東門駅、大安森林公園駅界隈)
この感性はどのように育まれるのだろうと心惹かれていたところ、立ち寄った茶芸館の方がお茶で感性を覚醒させると言う話をしてくれました。
台湾人はお茶で研ぎ澄ましていくのだそうです。この話はとても腑に落ちました。
台北の美術はどうやら台湾の茶芸文化と影響し合っているようなのです。仕上げが綺麗。
例えるなら尻尾の先まで毛並みの美しい猫のような・・・。
確かに、お茶の他に台湾の珈琲は今では世界で2番目にクオリティーが高いと聞いたことがりありますし半導体などの製造技術も台湾人の学習能力の高さからくるものなのかなと。
そして高める環境があるということでしょうか。
街そのものは賑やかで道端で人が寝ていたり夜市などごちゃっとして混沌としているのも面白いです。
だからこそお茶の時間がもたらす静けさに価値があり、今も昔も磨かれてきたということなのかもしれません。
詩織さんのポスターやちひろくんの絵本とか置いてありそうなアートブック専門店を見つけました♪
カフェ、展示スペースもあります。
チェックしてみてくださいね。↓
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